獣害対策の補助金

増額について

解説動画(1分)

解説

 備中町と川上町の一部地域で、農家さんが猿の獣害被害を受けて、とても困っています。酷いところは、被害額が200万円にもなっているそうです。
1年間かけて作ったぶどうが、一日で無くなってしまい、とても悲しんでおられました。
 猿は簡易的な電柵は簡単に飛び越えてしまいます。しっかりと対策をするためには、一反で約40万円程度の費用がかかるそうです。
 現在市からの補助金が一反につき5万円程度出ています。
 何反も農作物を作っている農家さんにとっては、大きな負担となっています。
 そこで、市の補助金を一反につき最大40万円に引き上げるかを検討中です。
 その場合、現在の市の予測で行くと、これまでは毎年この補助金で500万円の出費だったものが、4000万円まで上がる可能性があります。
 ちなみに、昨年の猿の被害総額は、ぶどうだけで約3000万円でした。
 電柵は一度作れば何年も農作物を守れることになります。
 さて、あなたは、猿対策の補助金を現在の額(一反につき約5万円)から、「一反につき40万円」にすることに賛成ですか?反対ですか?

現在の防護柵設置補助金

<対象事業>
 市の推奨する基準に基づき、防護柵(設置延長(複数箇所に設置する場合は、その合計)100m(野猿侵入防止柵については30m)以上で、保全対象とする農地等を原則として完全に囲うもの)を設置する予定であり、市長が別に定める日(本年度については9月末日)までに申請を行ったものが対象となります。

<補助額>
(1)ワイヤーメッシュ柵  補助金300円/m以内

(2)電気柵(送電機本体と付随するテスター、アース等を含む。)  補助金100円/m以内

(3)電気柵(コード、支柱、碍子と付随するまきとり等を含む。)   補助金100円/m以内

※野猿侵入防止柵・複合柵についてはその構造により(1)~(3)を組み合わせて交付できる場合があります。また(2)については送電機本体1基につき、1申請の上限を3万円とします。

<この補助金の市の歳出総額>
年間約500万円
(市の歳入全体の〇%)

<補助金利用件数>
100件

市のプロジェクトチームと
予算調整委員会が検討した結果

改訂後の防護柵設置補助金

<補助額(変更点)>
(1)ワイヤーメッシュ柵  補助金800円/m以内

<この補助金の市の歳出総額予想>
年間約500万円4000万円
(市の歳入全体の〇%)

<予防可能被害総額予測>
3000万円→1億円

 

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